身だしなみから入室・退室、オンライン面接、お礼メールまで。本番前にこのページを見返せば、マナーは大丈夫です。
知りたいところをタップすると、その場所へ移動します。
面接官は最初の数秒で「清潔感」と「きちんと感」を見ています。高いものより、サイズが合っていて手入れされていることが大切です。
スーツ・シャツはサイズ重視
黒・紺・グレーなど落ち着いた色の無地スーツが無難です。肩や袖丈が合っているか、シワや汚れがないかを前日に確認しましょう。シャツは白が基本です。
髪型は顔まわりをすっきり
おじぎをしても髪が顔にかからないよう、前髪や長い髪はまとめるかピンで留めましょう。寝ぐせを直し、明るすぎる髪色は控えめにしておくと安心です。
靴・かばんもチェック
靴は黒の革靴やシンプルなパンプスなど、スーツに合うものを。かかとのすり減りや汚れは意外と目立ちます。かばんはA4書類が入り、床に置いて自立するものが便利です。
持ち物チェックリスト
応募書類のコピー、筆記用具、スケジュール帳、腕時計、スマホ(充電済み)、企業の連絡先、ハンカチ・ティッシュ、クリアファイル。予備のストッキングや靴下もあると安心です。
清潔感は細部に出る
爪は短く整え、ひげの剃り残しやフケがないか確認を。香水や柔軟剤の強い香りは控えめに。面接前のたばこや、においの強い食事も避けましょう。
メイク・アクセサリーは控えめに
メイクをする場合は健康的に見えるナチュラルなものを。アクセサリーは基本的に外すか、ごく小さなものにとどめると、話の内容に集中してもらえます。
「私服で」「服装自由」のとき
迷ったらオフィスカジュアル(襟付きシャツやブラウス+ジャケット、きれいめのパンツやスカート)が安全です。スーツで行っても基本的にマイナスにはなりません。
面接は会場に着いた瞬間から始まっています。受付や控室での様子も見られていることがあるので、流れを覚えて落ち着いて動きましょう。
到着は10分前が目安
最寄り駅や建物には早めに着き、受付は約束の5〜10分前に。早すぎる訪問は相手の準備を妨げることもあるので、時間調整は近くのカフェなどで行いましょう。
受付ではっきり名乗る
コートは建物に入る前に脱いで腕にかけておきます。受付では大学名・氏名・用件を伝えましょう。無人の受付なら、案内に従って内線電話で同じように伝えます。
〇〇大学の〇〇と申します。本日〇時から面接のお約束をいただいております。よろしくお願いいたします。
控室では静かに待つ
背筋を伸ばして座り、スマホは電源を切るかマナーモードに。提出書類を見直すなど落ち着いて過ごしましょう。控室での私語や態度も見られていると考えておくと安心です。
ノックは3回
名前を呼ばれたら「はい」と返事をし、ドアをゆっくり3回ノックします。中から「どうぞ」と声がかかってから入室しましょう。ドアが開いている場合はノック不要です。
入室したらドアを静かに閉める
「失礼いたします」と言ってから入室し、面接官にお尻を向けすぎないよう体を少し斜めにして、ドアノブに手を添えて静かに閉めます。その後、面接官の方を向いて一礼します。
失礼いたします。
椅子の横で名乗る
椅子の横(多くは入口側)まで進み、背筋を伸ばして大学名と名前をはっきり伝えます。言い終えてから、腰から30度ほどのおじぎをすると丁寧な印象になります。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇です。本日はよろしくお願いいたします。
「どうぞ」と言われてから着席
自分から先に座らず、面接官に「どうぞお掛けください」と言われてから、「失礼いたします」と軽く会釈して座りましょう。
失礼いたします。
かばんの置き方・座り方
かばんは椅子の足元(横)に立てて置きます。椅子には深く腰掛けすぎず、背もたれに寄りかからないように。手は膝の上に軽く置き、背筋を伸ばしましょう。
面接は「正解を言う場」ではなく「会話の場」です。伝え方を少し意識するだけで、同じ内容でもぐっと分かりやすく、印象よく伝わります。
結論から話す
まず質問への答えを一言で伝え、そのあとに理由や具体的なエピソードを続けます。「結論→理由→具体例→まとめ」の順を意識すると、話が脱線しにくくなります。
私の強みは、周りを巻き込んで行動できることです。
1回答は1分前後が目安
長く話しすぎると要点がぼやけます。1つの答えは1分(300字程度)を目安にし、面接官が気になったところを質問してくれる「余白」を残しましょう。
声の大きさと目線
いつもより少し大きめの声で、語尾まではっきりと。目線は質問した面接官を中心に、複数いる場合はときどきほかの面接官にも向けましょう。
聞き取れなかったら素直に聞き返す
質問がよく分からないまま答えるより、聞き返す方がずっと誠実です。丁寧な言い方でもう一度お願いしましょう。
申し訳ございません。もう一度お伺いしてもよろしいでしょうか。
分からない質問への答え方
知らないことを知ったかぶりするのは逆効果です。分からないことは正直に伝え、少し考えたい時は時間をもらいましょう。
勉強不足で申し訳ございません。入社までにしっかり調べておきます。
面接での言葉づかい
話すときは「御社」、書くときは「貴社」。「バイト先」は「アルバイト先」、「やっぱり」は「やはり」、「〜っす」「なので」多用は避けます。一人称は「私(わたし・わたくし)」が基本です。
最後の印象は意外と記憶に残ります。面接が終わってホッとしたときこそ、ていねいな退室で「最後まで感じのいい人」を印象づけましょう。
終わりの合図で座ったまま一礼
「以上で面接を終わります」と言われたら、背筋を伸ばし、座ったままお礼を伝えて一礼します。
本日はお時間をいただき、ありがとうございました。
椅子の横に立ってあいさつ
立ち上がって椅子の横に移動し、改めてお礼を伝えてから丁寧におじぎをします。かばんはこのタイミングで持ちましょう。
本日はありがとうございました。よろしくお願いいたします。
ドアの前で振り返って一礼
ドアの前まで進んだら面接官の方を振り返り、「失礼いたします」と言って一礼します。背中を向けたまま出ていかないよう注意しましょう。
失礼いたします。
ドアは静かに閉める
部屋を出たら、ドアノブに手を添えて音を立てないように静かに閉めます。バタンと閉まると、それまでの好印象がもったいないことになります。
建物を出るまで気を抜かない
廊下やエレベーター、受付の前でも社員の方の目があります。受付の方にも会釈をし、スマホを見たり電話したり、ネクタイを緩めたりするのは建物を出てからにしましょう。
オンライン面接は移動がない分、準備の差がそのまま表れます。機材トラブルや画面の見え方を事前に整えて、話すことに集中できる環境をつくりましょう。
通信・カメラ・マイクを事前テスト
前日までに指定のツール(ZoomやTeamsなど)で、映像・音声・通信を確認しましょう。イヤホンマイクを使うと声がクリアに届きます。PCの充電や更新プログラムにも注意を。
カメラは目の高さ・背景はすっきり
カメラを目の高さに合わせ、顔が明るく映るよう正面から光を当てます。背景は白い壁など生活感のない場所が理想で、難しければシンプルなぼかし背景を使いましょう。
服装は対面と同じに
画面に映るのは上半身だけでも、服装は対面面接と同じにしましょう。急に立ち上がる場面もあるので、下もきちんと着替えておくと気持ちも引き締まります。
入室は5〜10分前に
開始5〜10分前にはURLを開き、表示名を「大学名 氏名」など指示どおりに設定して待機しましょう。スマホの通知や周囲の音もこのタイミングでオフにしておきます。
目線はカメラに向ける
画面の面接官の顔を見ると、相手からは目線が下がって見えます。話すときはカメラのレンズを見るように意識すると、「目を見て話している」ように映ります。
反応は少し大きめ・時差を意識
うなずきや表情は対面より少し大きめに。音声には少し遅れがあるので、相手が話し終えたのを確認して一呼吸おいてから話し始めると、声がかぶりにくくなります。
通信トラブルは慌てず伝える
声が途切れたら正直に伝えましょう。接続が切れた場合はすぐ再入室し、つながらない時は事前に聞いた連絡先に電話やメールで連絡します。
申し訳ございません、音声が途切れてしまいました。もう一度お願いできますでしょうか。
トラブルが起きたときの対応や面接後のフォローにも、社会人としての姿勢が表れます。いざという時に慌てないよう、連絡の仕方を確認しておきましょう。
遅れそうなら分かった時点ですぐ電話
電車の遅延などで間に合わないと分かったら、約束の時間前にすぐ電話で連絡しましょう。メールは気づかれない可能性があるため、急ぎのときは電話が基本です。
電話では理由と到着見込みを伝える
名乗る→謝罪→理由→到着予定時刻→指示を仰ぐ、の順で簡潔に伝えます。遅延証明書がもらえる場合は受け取っておきましょう。
〇〇大学の〇〇と申します。本日〇時から面接のお約束をいただいておりますが、電車の遅延で到着が15分ほど遅れる見込みです。大変申し訳ございません。このまま伺ってもよろしいでしょうか。
日程変更はできるだけ早くお願いする
やむを得ない事情で日程を変えてほしいときは、分かった時点ですぐに連絡を。お詫びと理由を簡潔に伝え、こちらから候補日を複数提示すると相手が調整しやすくなります。
お礼メールは必須ではない
お礼メールを送らなくても合否には基本的に影響しないとされています。ただ、感謝や熱意を伝える手段としては有効なので、送るなら当日中(遅くとも翌日午前)に短く送りましょう。
お礼メールの例文
件名で内容と名前が分かるようにし、本文は簡潔に。面接で印象に残った話を一言入れると、定型文ではない気持ちが伝わります。
件名:本日の面接のお礼(〇〇大学 〇〇) 〇〇株式会社 人事部 〇〇様 本日はお忙しい中、面接のお時間をいただき誠にありがとうございました。〇〇様から伺った〇〇のお話を通じて、貴社で働きたいという思いがいっそう強くなりました。 取り急ぎ、お礼を申し上げます。 〇〇大学 〇〇学部 〇〇
面接後は振り返りメモを
記憶が新しいうちに、聞かれた質問・自分の答え・うまく答えられなかった点をメモしておきましょう。次の面接の準備や、面接対策の相談に大いに役立ちます。
